2012/10/11

毎日が呪術

若いとき走れた1000メートルが今は走れない。けれども、200メートル走っては休む、なら、1000メートルを走れる。

と、これは仕事(労働)の話。


パソコンに向かうことが作業の相当を占める。わたくしの場合、そういうたぐいの仕事(労働)。で、はかどらないなあ、というときにやるのが、「手を洗う」こと。石鹸で、ていねいに。

手を洗うことと、指が思うようにキーを叩いて作業が進むこととは、合理的な関連はない。でも、やる。

これは、いわば呪術。


獣の足跡を槍でつついて逃げ足を遅くするという、あの有名な事例。フレイザーの古典に出てくる感染呪術。


「休み休みならアタマも動く」という合理と「手を洗う」呪術を組み合わせながら、これからも労働していくことになるのですよ。


0 件のコメント: