2017/04/20

【お知らせ】4月のくにたち句会

2017年4月30日(日)14:00 JR国立駅改札付近集合

句会場所:ロージナ茶房(予定)。

席題10題程度

初参加の方は、メールtenki.saibara@gmail.com)、電話etcでご一報いただけると幸いです。

問い合わせ等も、上記メールまで。

2017/04/17

■とある四月の日曜日、暑いくらいの陽気のなか、週俳10周年記念オフ会に


足元にこだわりました。誰も見ていないところなので、そこに。

いつおろそうか考えていたグレーの靴。スエードだけど冬の感じじゃない。で、この日に。



承前

昼間の歌仙のお手伝い。誰が集まるのか把握していなかったのですが、若手の精鋭たちとオトナひとり(りえさん)を連衆に得ました。哲郎さん(なむさん)の捌きは、若い連衆の迸る才気を懐深く受け止め、なんということでしょう、終了の17時まで時間を少し残して、巻き終えました。

「挙句まで行きたいが、きっとムリだろう」と考えていたのですが、その予想・願望を成果が上回った。

この歌仙の模様は、週俳の来週号で。



懇親会ではいろいろな人にお会いできましたが、ご挨拶しそびれることも多く、そのだんの失礼はご海容いただきたく。


2017/04/15

■明日16日は『週刊俳句』創刊10周年記念オフ会

お知らせはこちら↓
http://hw02.blogspot.jp/2017/03/10416.html

参加表明なしで、ふらっと寄っていただいてかまいません。



昼間の連句(歌仙)は、佐山哲郎さん(烏鷺坊さん)を捌きにお迎えして、私は補佐します。別室で同時開催のいろんな句会も覗かせてもらおうと思っております。

あとね、句集とか置いています(販売なわけです)。

各著者からウチに送ってもらった句集たち。箱詰め途中↓

現代俳句協会が4月22日(土)にやる勉強会で取り上げる句集(『ただならぬぽ』『虎の夜食』『然るべく』『フラワーズ・カンフー』)。フラカンはサイン入り。

関悦史さんの最新刊2点、『花咲く機械状独身者たちの活造り』『俳句という他界』。

金原まさ子さんの『カルナヴァル』は、信治さんと私が編集した関係で置かせていただきます。

連句でお世話になる佐山哲郎さんの『娑婆娑婆』。

週俳が作った本3点、『俳コレ』『子規に学ぶ俳句365日』『虚子に学ぶ俳句365日』。それと、拙句集『けむり』(手元の残部僅少)も。

(上田信治さんの句集が間に合わなったのが、個人的にひじょうに残念)



あとは夜の懇親会に持ち込むワインなどを買えば、準備完了。

2017/04/13

■土手の桜


多摩川土手。福生付近。

2017/04/11

■コシノビルから孔雀へ 歌仙「自転車」解題〔3〕

七吟歌仙:自転車の巻

承前

私たちは産業革命以降の世界に生きているわけです。これは、じつに、もう、ほんとに。

  鉄球にびくともしないコシノビル  え

前句の羊から、「囲い込み」、さらに鉄へ。歌仙「自転車」は、名残表に突入。

コシノビルはデザイナー姉妹の自社ビルにも思えるし、地方の小ぶりなテナントビルにも思える。腰が強いという連想はさておくとして、鉄球でのビル解体、まだ実際に目にしたことはないのですが、壮観だろうなあ。



  重力の罪深き木星  之

鉄球から重力へ。鉄球も木星も球体だから、ここはツキスギだったかも。

さて、木星は「柄」的にかなり好きな星。重力についてもちょっと調べてみましたが、いろいろありました(よくわかっていないときの常套句「いろいろ」)。「罪深き」という語の古色蒼然ぶりがオツ。

  たはむれのはじめにめくるカレンダー  乙

木星からカレンダーへ、すっきりとみごとな付け方。シンプル(付け筋が明白)でいて、場面展開に軽い意表。

付け方はいろいろあるのですが、個人的には、ひとりの頭の中の連想を複数重ねるような、伝言ゲームで数人を経るような、ややこしい付け方は好みません。外部にあきらかなゲーム進行が好みです。

なお、「たはむれ」の部分は、具体的に何のはじめかを示す手もあったと思います。

さて、そこから突然、

  褌みせてくれるんでせう  オ

恋の座、それもBLの座。予定外でしたが、捌きとしては予定外は大歓迎。流れのままだと、歌仙ってつまらなくて、事件・事故があったほうがいい。

  汝が胸に吾が息 とほく泳ぎきて  気

ちょうど私の番だったので、思いきり愛し合ってみました。

  涼気を運ぶ短波放送  鯨

「遠」あるいは海から放送(英語 broadcasting が含む broad の部分が好きで、放送の翻訳語はここが欠けてるよなあと、いつも思います)。

恋の座のあとは、恋の気分を引きずらず、別の空気を持ってくるのがいいのですが、「涼気」はそれにかなっているような、別のほうがもっと離れるような。このへんのあんばいはむずかしい。また、個人の判断。

  恋文にじらさないでとだけ書いて  景

で、またすぐに恋、こんどはヘテロで、という捌きからの要望に、いっけん慎ましい。でも、これ、恋文という仕掛けがそう見せるだけで、内容は、ぜんぜん腰が引けていない。

  ふたりで金の孔雀を飼はう  え

恋の返しとして、ちょっと身をかわして、それでも前向き。この恋は結婚まで行きそうです。「金の孔雀を飼う」はどこかの国・どこかの文化のイディオムみたいな趣き。良い意味で虚構的な味付けがふんだんに施されました。

(つづく)