2016/11/17

■『オルガン』第6号の座談会 補遺

このあいだ出た第7号の話じゃないです。在庫整理的に。

承前≫http://sevendays-a-week.blogspot.jp/2016/08/6_18.html

1 聞き手、多すぎ

金子兜太を囲んで、といった趣旨ですが、座談会よりもインタビュー色が強いので、聞き手は絞ったほうがよかったかもしれません。何人かで一緒に行くのはいいんです。お茶飲んでただけの人がいてもいいし、編集時に、「いなかった体(てい)」にしちゃう手もある。

2 編集していいんですよ

ちょっと話があっちゃこっちゃ感。

しゃべったそのままが座談記事・インタビュー記事になると思っている人はいないだろうけれど、実際には、想像以上に手が入る。削る、言い換える(作文的整理)、発話の順序を変える、ふたつに割る、ひとつにまとめるetcの作業を経て、流れができ、そうやってはじめて「自然に」語っているように読める。

もっとも、これ、わりあいたいへんですから、ある程度、でいいですけどね。それに、整理し過ぎると、ライブ感が損なわれる。そのへんのあんばいは難しい。


以上のようなことも思いましたよ、読者として無責任に。





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