俳句的日常
l'écume des jours
by tenki saibara 〔come rain or come shine〕
2016/08/29
■WESTBOUND 01 生家
一般論として、生まれた場所を嫌い、一刻も早くそこから出たい、離れたいと切望し、実際に離れ、そして長らく経ってから、というのはすなわち相当の年齢となって、その場所がなんだか落ち着く、その場所をあらためて親しいものとし、愛せるようになるという経緯。それは陳腐な物語だけれど、陳腐もまた喜んで受け入れる年齢に、人はなるのだなあ、と。
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