2016/08/20

■その瞬間の狂騒

リオ五輪もいよいよ終わります。

メダル獲得後のインタビューは、受け答えが似たり寄ったり。あれは、ことばを聞くのではなく、表情(泣き顔を含め)を見るものなのでしょう。

そんななか、バドミントン女子ダブルス優勝、高橋選手。




その瞬間の狂騒が、とてもおもしろい。

とりわけ、「誰でした?」の部分、かなり好き。

(コーチやで)

混沌的恍惚・恍惚的混沌(めずらしいことにこのふたつの語は入れ替えてもほとんど同じことを言っている)。映画の一シーン、しばしば二日酔いの頭で思い出す昨夜の出来事といったスタイルをとる、映画的クライマックスの萌芽。ちょっと大げさですけどね。

なお、スポーツ新聞などでは、このインタビューを端折ったかたちで載るので、美味な部分が落ちてしまって、例の「画一」におさまってしまう。同時に、選手たちは繰り返し同じことを聞かれるので、話がどんどん整理され、つまらなくなっていく。初出の素材は貴重です。


バドミントンは数年前からケーブルTVでときどき観て、愉しんでいました。いまの女子選手には見ていておもしろい選手が多い。『はがきハイク』の近況に「山口茜選手」を挙げたほどの(程度の)ファン。今回の活躍はうれしい。


ちなみに、このブログは、江頭2:50を支持します。応援しています。


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