2015/04/11

■まあちゃん、句会はだいじよ (まあちゃんて誰だ?)

むかし雪我狂流さんが言っていたことの受け売りだけど、句誌に発表した連作や句集には、みんな「いいこと」しか言ってくれない。それはウソではなくホントのことだろうからうれしいわけですが、わざわざ「つまらない」と言ってくる人はあまりいない。いいと思う句と、つまらないと思う句と、どちらもあるはずで、そのうち「いい」ほうにしか触れてくれないわけです。

そこで、句会です。

句会で句を読んでもらうというのは、とても貴重な経験なのです。無視されたり、ボロクソ言われたり、そんななかで好いてもらえたりするわけですから。

句会って、だいじですね。

そう言ってるわりにあまり出かけていかないけど。

(句会が日常化しないように気をつけています。鮮度が保てるように自制しています=言い訳)。


で、句会がすべて、かというと、そんなことはなくて、一部に過ぎません。句会がなくても句は読めるし句は作れる。

句会はいわば楽屋です。

句会の前に個人の作業があるし、句会の後にも個人の作業がある。最終的にはひとりでつくり、ひとりで決める。

舞台は、やっぱり、句誌なり句集なりの発表の場なのですけれどね。


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