2014/12/02

■外階段03 閾

外階段への関心については、容易に解説できます。

公の場所(外・町)と私の場所(内・家)のあいだにあって、私たちに向かって露出しているもの。それが外階段です。

そこを行き来する人(住人)の姿は見えなくとも、想像はできます。二つの対照的なものの「あいだ」、「閾」たる外階段には、人の姿がいつも面影として、ある。

外階段を眺めることは、ちょっと風変わりな覗き行為(ピーピング)かもしれません。


撮影場所:川越 撮影日時:2007年12月5日16時02分

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