2014/11/07

■そのとき心にぶらさげるもの

『儒艮』第9号(2014年11月)より。

旅に出る心に糸瓜ぶらさげて  岡田由季

心に何かをぶらさげる。喩としては、なんだかわかる。というか。、何もぶらさげない心というもののほうが稀有だろうし、想像しにくい。いつも何かをぶらさげているっぽい。

で、糸瓜である、と。旅に出る、と。


なんだか奇妙なものをさげて旅立つんですね。


つまり、こういうことですか。生活のシーンシーン、そのときの心持ちの如何によって、いろいろなものがぶらさがる、と。心には。


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