2014/11/07

■グルーヴと肌理




鉛筆は鳥小屋に充ち事後の雨  清水かおり

俳句じゃなくて川柳ですが。

『川柳木馬』第142号(2014年10月)より。

材料が多すぎるとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、グルーヴも肌理も感じますですよ。


なお、現代川柳には、グルーヴはともかくとして、肌理の感じられない句が多いです。柳人は、そこに興味がないのかもしれません。


で、俳句の話をすると、季語や切れは、そう決まっているから、よりも、入れたいから入れる、というほうが、作り手も読み手も愉しいですよ。自発的・積極的ってやつですか。


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