2009/09/14

短歌と俳句

週刊俳句・第125号、久留島元氏によるレポート記事をおもしろく読む。
坪内 俳句は題詠を使って思いがけない発想をする。
たとえば僕の句、「かまきりと結ぶ友情星月夜」(*2)
かまきりと友情を結ぶんです。バカげてますか?(笑)
道浦 いえ、バカげてはいません。(…)
はい、まったくバカげてなどいない。スウィート、と思う。このスィートネスは、好悪分かれるところかもしれない。

道浦 やはり自分の眼で見たい。短歌はどこまでも自己陶酔。自分にしか興味がない、
どこまで自分の内部に切り込んでいけるか、自分探しの旅だと思っている。
5グラムほどあった〔短歌への関心〕が消し飛んで、皆無となった瞬間。

でも、まあ、短歌のぜんぶがぜんぶ、そういうものでもないのだろうと思い直し、2グラムほど回復。

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