2009/08/05

青春詠

つまり、いつか懐かしく振り返るため、だけものなのでしょう。高柳克弘『未踏』の当該数句か十数句か数十句も。

参照 ≫ ウラハイ2009-7-12


というわけで「つぶやき岩の秘密」より

いつか思い出すだろう♪ ↓



やがて高柳君は、波郷や湘子がそうしたように、青春詠の時代を遠い故郷として捨て去り、見晴るかす荒地に足を踏み出すだろう。(小川軽舟「序」;『未踏』)
ちなみに、この序文全体の、甘美すぎるかもしれない(賛辞です)美しい筆致は、この句集を読むときの空気をいくぶん決定づける。先に読んじゃダメです(笑


 

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